NEWS > 公開済み: 11.2.2020

Business研究会セミナー : 公共サービスのデザイン

公共サービスのデザイン
Service Design for Public Sector
開発するのは施設か、それともサービスか
営業部門の葛藤から考えはじめる現場で困っている人たちのためのサービスデザインの実践知

2020年11月23日(祝/月) 開場12:45/開始13:00-16:00
日比谷図書館会議室2
定員:20名 
参加費:6,000円 (事前決済 : 申し込み後ご案内)
残席わずか

概要:
経済産業省の取り組みを始め、近年、公共サービスの分野における「サービスデザイン」への関心が高まっています。しかしながら「サービスデザイン」の後進国である日本では未だ、誤った解釈ばかりが広がり、その実例は乏しく、実践知が可視化されていません。
現在日本の企業では、社会の成熟に伴い自治体の市民サービス改革や、コミュニティに根付く公共施設の設計、システムデザイン、サービスの提案を求められることも増加傾向にあります。ですがそうした変化に対し、「技術研究」ではない投資、いわゆる「開発・研究する機能」をもつ国内企業も未だ数少なく、こうした誰も知らない未来の「無謀ともいえるオーダー、社会的要請」に対する解決と提案をクライアントと対面する企業の営業部門等、「現場」の人間が一身に請け応わなければならないという状況が生まれています。
D.dialogueでは、このような状況を踏まえ、「自分だけの メソッド」を創造していく、現場で困っている人たちのためのビジネス研究会の開催をすることとしました。

公共サービスのデザインにおいて、問題となるのはただ「企画」を作成できれば良いわけではないという点です。それは組織・会社の中だけにいては見えない、人の営み、地域の過去・未来/地域住民への責任、コミュティの関係性、風土や文化、さらには環境とのつながりを深く理解し、その中で、自身の理念・考え方が規範となり関係者や協力者をvisionでつなぐとこができ、はじめて現実のものとしていけるからです。ここに、これからの知識社会に向けて着目していきたい、 営業部門の「現場」で磨かれた「学ぶ技術」が存在します。
そして公共サービスを「人間中心」にカタチにするためには、利用者数などの定量的な評価が優先されてきたこれまでの評価軸に開発段階から定性的な評価軸を取り入れ、ありたい未来に向かってまだ見ぬ価値を探求していく姿勢が必要です。公共サービスのデザインに関わる際には、これまでの経験の置き換えや「新しい実践知 」を育てていくことが求められます。

研究会では、近年行政・自治体との取り組みを行う株式会社ボーネルンド / 株式会社コンパンプレイスケープの美和竜秀氏の現場から見える課題から始め、デザインコンサルティングファーム株式会社メタデザイン三浦健次氏(プロフィール詳細:www.metadesign.co.jp)による対話を通じたレクチャーの元、
*先進企業の事例 
*図書館、美術館の事例
*大学、小学校など教育機関の事例
*保育園などのコミュニティの事例
*その他海外での調査やプロジェクトなど、

海外・国内の広範囲の実際のプロジェクトの経験から導かれたデザイナーの「実践知」、公共のためのサービスデザインのメソッドを基軸に学びを展開していく予定です。
新しい企画や計画立案に困っている人、 異業種交流会やセミナーではわからない、書籍には書いていない、検索しても見つからない……. 世界中の人々が新しく向き合う未だ見ぬ新しい社会に対応 するために「自分だけの メソッド」を創造していく、現場で困っている人たちのための研究会です。

Agenda

1.Story telling
日本の公共サービス 営業部門の葛藤~本当に欲しいものを創り出すために~
<株式会社ボーネルンド/コンパンプレイスケープ 美和竜秀 氏>
・事業の変遷
・Business Context  社会的要請 今求められているビジネス領域のシフト
 “モノの販売から社会的課題の解決へ”
・事業を取り巻く環境
 解決すべき社会的課題、地域の課題、
 子育てと子どもを取り巻く環境・実践と課題 現場から見える課題について

2.Discussion
デザインコンサルティングファームの仕事を事例として
公共サービスのデザイン
持続可能な開発のための無形資産への投資人と組織(信頼)への投資が創り出す持続可能な地域サービスの仕組みづくり

A: Service Design beyond design thinking
デザイン領域の新たな拡張
benchmark  
・日本のトップ企業の取り組み デザイン主導型組織と新しい働き方
・医療問題におけるサービスデザイン
・世界一の空港とサービスデザイン

B: 地域再生 知のプラットフォームと公共サービス
・美術館と教育アウトリーチ
・中央図書館のサービスデザイン
・水族館の存在意義と図書館サービス
・小学校の学びのデザイン メディアリテラシーワークショップ

C: Human Ecology 自然との共生を目指して
・小学校の学びのデザイン 鎌倉における産学共同プロジェクト

D: 公共入札プロジェクト 「施設開発か」それとも「サービス開発か」
プロジェクトにおけるデザインマネジメントの有効性
・保育園の本当に解決すべき課題 オルト保育園開発プロジェクト
・トップ企業のジレンマ

3. Q&A
参加者間の対話
公共サービスのデザインのための研究



Story teller Profile
株式会社ボーネルンド / 株式会社コンパンプレイスケープ
常務取締役/遊環境営業部営業本部 美和竜秀
知育玩具や遊具の輸入販売業に加え、2005年、北九州市の委託事業による屋外施設のあそび場「あそびのせかい」の企画・運営を皮切りに全国へ展開した乳幼児期のためのあそびの環境づくりとそれに伴うソフトサービスの企画開発を行う。地方の公共施設、自治体との共同プロジェクトを多数手がけ、地域リソースをつなげ、コミュニティの持続可能性に寄与するサービス開発に取り組む


Coacher Profile
株式会社メタデザイン代表取締 Discipline 三浦健次
企業から教育機関まで幅広いフィールドにてデザイン開発 / 人材開発 / サービスデザイン等のコンサルティングを展開日本では稀な「デザインのデザイン」を活動領域とするデザインコンサルティング事務所主宰土木エンジニア / シンクタンクフェロー / 総合商社新規事業開発担当を経て
ヨーロッパ留学
・Design Master   ( Milano )
・Fine Arts Diploma   ( Milano )
・Business Literacy Diploma (UK)
・History and Philosophy Diploma ( Athens )

帰国後、日本を拠点にヨーロッパでも事業活動を展開する。近年、「学びのデザイン」の開発を個人の主要テーマとして、デザインの新しい活動領域を開拓している。

申し込み:
info@d-dialogue.or.jpまでメールにて以下をお送りください。(2時間以内に返信いたします)
①氏名 ②年齢 ③所属 ④部署
⑤当日質問したい内容、参加の動機、現在の課題
(当日の内容に反映いさせていただきます、可能な限り具体的に記載ください)

参加費は事前決済となります。申し込み後のご案内、開催時間までにお支払いください。