NEWS > 公開済み: 5.20.2020

フィンランドヘルシンキの島から

ヘルシンキで働くD.dialogueの仲間、Marianneから便りが届きました。フィンランドでは夏を知らせる渡り鳥が帰ってたそうです。悲しみに包まれた世界を励ますかのようなニュースに私たちはどこか小さな幸せを分けてもらったような気持ちになりました。

写真を送ってくれたMarianneは、ヘルシンキ市環境保護部の職員でヘルシンキに3つある島にあるネイチャーセンターで働いています。Marianneの人生のデザインはここから。
ネイチャーセンターでは年間を通じて、ヘルシンキ市内の子どもたちに向けた環境教育のプログラムが実施されています。学びのプログラムはその時々四季によって変化します。 春は野鳥が沢山集まるので鳥類に関する企画をしたり、秋には海中の生物を調べる プログラムを提供しています。このようなプログラムは国の教育方針として定められている教育規範を大きな方針としており、その方針に基づいて毎年、様々なプログラムが組まれます。 ​​プログラムは日本の環境教育とは大きく異なります。

フィンランドの環境教育の指針は、子どもたちの ”表現する力” を自然を通して身につけるというものだからかもしれません。​​自然科学を研究を研究し「センス・オブ・ワンダー」で幼児期からの自然との関わりの大切さを説いたレイチェルカーソンは書籍の中でこのように語っています。​

「子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれている。残念なことに、わたしたちの多くは大人になるまえに澄みきった洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直感力を鈍らせ、あるときはまったく失ってしまう。もしもわたしが、すべての子どもに話しかける力をもっているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない“センス・オブ・ワンダー = 神秘さや不思議さに目をみはる感性”を授けてほしいとたのむでしょう。」

渡り鳥が教えてくれるのは、私たちの中に存在したはずのセンス・オブ・ワンダーなのかもしれません。あなたのsense of wonderは?