一般社団法人ディー・ダイアログ
私たちは鎌倉に拠点を置くDesign Collective「一般社団法人ディー・ダイアログ」です。揺れる世界情勢、産業構造の変化、地球環境の変化など私たちの社会は今新しい時代へと突入しています。事例もない、答えもない不透明な社会で、私たちは「確かなものをDesignすること」から始めたいと考えています。私たちのミッションは、人を結びつけ対話を促し、知識社会らしい誠実なアプローチでイノベーションの土壌を耕すこと。本物が存在する地域コミュニティ、心を豊かにする生き方、自由で責任のある個人…….対話を続けながら、これまで人が紡いでき歴史・文化の上に、これからのスタンダードとstyleをかたちにしていきます。(Since 2015)
D.dialogueを構成するのは女性を中心とした異なる年代のディレクションチーム、そして国内外のデザイナー、フィールドリサーチャー、女性、母親、コミュニティグループ、学生、教育・公共機関など独自のネットワークです。こうしたチームづくりは過去の経験、多様なコンテクストを原点に進むべき道を探求するための私たちの選択です。
対話型のセミナーやデザインプログラムの実施、保育・公共サービス・教育環境を中心としたフィールドへのデザイン手法の導入と対象の文化に踏み込んだ課題解決のための実践的なプロジェクトをチームで進めています。デザインの文化を取り入れた課題解決のための環境を設計・提案します。
サービス提供・プロジェクトの主な枠組み
◯自主企画として行うデザイン・リサーチ・ソーシャルマーケティング
◯委託型、特定の企業・団体に向けたデザイン文化の導入・デザイン・リサーチプロジェクトのプロデュース
◯デザイナー、講師派遣による学びの機会の提供
◯複数の企業・団体とのコラボレーション型ソーシャルマーケティングなど
"Designの語源 = Pro-gettare : 前へ+ 進む"
D.dialogueのEssenceを遡る：design discipline
私たちの事業の根源は、ヨーロッパで生成されたデザインの概念を日本に持ち帰り日本のコンテクストに適応するためのデザイン手法を常に発展させてきたデザイン集団の取り組みの中にあります。特に私たちのインスピレーションに深い繋がりを持っている、クリエイティブセンター(2008〜2011)の活動は、文化と経済活動が深く結びつく持続可能な社会のありようを探求し、また重要な取り組みとして、子どもたちの環境の向上を目指した多様な機関との提携や共創を行なっていました。同時に人の物質的欲求が飽和状態となる時代の流れの中で、企業間での競争が激化する中、新たな経験を生み出すサービスを生み出す、オリジナルのデザインアプローチ、メソッドを国内外の様々な機関・企業とCo-CreationによるProjectを実施、その後、徐々にデザインシンキングは課題解決のために広い領域へ適応できる革新的な手法として注目されるようになっていきます。デザインメソッドの流行によりデザインへの認識は軽薄なものとなりつつありますが"Design = Pro-gettare : (社会を前へ進める)として探究を進めてきたこのような日本のデザインチームの意志・文脈を原点にデザイン活動・事業を展開しています。
Design1:
人と学びの関係性のデザイン
Learning Over Education
教育から学びへ
既存の教育機関を通さず、本当必要な知識や技術を本当に必要な人へ届ける
Design2:
人と経験の関係性のデザイン
Human Centered Design
情報の消費者から生産者へ
生活者を育成し、文化を育てるサービス設計とデザインを通じて社会を見通す情報発信のsolution
Design3:
人とビジネスの関係性のデザイン
Beyond sustainability
社会的価値と文化的価値、経済的価値が共存する持続可能な社会と市場の関係性、あたらしい市場の創造
(1)プラットフォームの形成
学びを提供するのプラットフォームの運営及び、
セミナー、ワークショップ等の企画・実施
(2) リサーチ
個人や組織、企業が社会課題を解決していくためのアプローチの研究
デザインアプローチの進化、発展に寄与するための研究
(3) コミュニティ構築
社会課題の解決に意欲的な個人や組織、企業が集い、
つながり、課題解決を可能とするコミュニティの構築
(4)人材養成
人の豊かさや社会課題解決に対する意識の醸成、
デザインアプローチによるスキルの提供
(5)資源のアーカイプ化
リサーチのプロセスやリサーチを通して得た結果を可視化、
整理し、社会の課題解決のアプローチへ寄与するためのアーカイプ化の実施
(6) コンテンツ開発
上記の事業のためのセミナーや講演、ワークショップ等のコンテンツ開発
(7)情報提供
定期的なメールや動画の発信による人の豊かさ、社会の課題解決、
デザインアプローチなどに関する情報の提供
取引企業・パートナー (一部)
図書館流通センター株式会社・富士通株式会社・株式会社ボーネルンド・株式会社学研ホールディングス・ 株式会社三井不動産・ 長崎県美術館・株式会社岡村製作所・伊藤忠商事・日本電気株式会社(NEC) ・KOKUYO株式会社・株式会社三陽商会・社会福祉法人入間福祉会・横浜国立大学・横浜国立大学附属鎌倉小学校・昭和女子大学・フェリス女子大学・協和物産株式会社・Instituto Marangoni(イタリア)、Reggio children(イタリア)、 Aalto University(フィンランド) 、Helsinki University(フィンランド)・イタリア文化会館・日本フィンランドセンター 、逗子パブリックサービス株式会社 他